2009年6月25日

「男脳」「女脳」等の性差

近年では、脳レベルの性差についての研究、分析、評論も増えている。それに伴い「男脳」「女脳」、あるいは「システム脳」「共感脳」というような通念も(学術的・厳密であるかどうかはともかくとして)広く普及してきている。

男脳は空間操作に長ける傾向にあり、女脳は言語操作に長ける傾向にあるとのデータがある。この差は、ヒトとしての進化の過程で狩猟採集生活が最も長期間であったため、そういった環境に適応した個体ほど生き残る確率が高かったことに起因すると考えられている。ただしこれが脳の構造に由来するか否かについては、まだ不明な点がある。身体的な性別と脳の性別は必ずしも一致しない(男性脳あるいは女性脳傾向といった捉え方のほうがより妥当であると考えられる)ことや、生まれ育った環境にも影響されるということから、統計的な傾向とは異なった性質を示す個人もそれなりの割合で存在する。しかし、まだ研究段階の見解であるため、安易に個人の性質を決め付けることは早計である。

解剖学的に明らかなのは、男女の脳の大きさの違いである。男性の脳の方が平均重量で1割ほど大きい。ただし脳の大きさは知能の指標とならないため、知能の高さとは無関係である。また、脳の大きさには個人差がある。

ブローカ野を含む大脳皮質の前頭前野の特定の領域の働きは男性と女性では異なり、言語の脳内処理において男性では左脳のみの活動を示すが、女性は左右両方が活動していることが確認されている。(Shaywitz et al. 1995)

左右の大脳半球を連絡する約2億本の神経線維の大きな束である脳梁の後部の膨大部は、女性の方が丸みを帯びた形をしており、大脳全体との比率でみると男性よりも大きいという報告がある(ただし脳の容積は男性の方が大きく、脳梁容積の絶対値も男性の方が大きい)。脳梁膨大部は、視覚情報や言語情報の処理に関わる大脳半球間を連絡する神経線維からなっている。脳の構造や容積と、機能の関連は明らかでないものの、このような脳構造の違いが男女の微細な認知機能の差に関係していると推測する人もいる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

脳の解剖学的性差...やはり女脳、男脳っていうものはあるみたいですね。


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