2007年12月20日
オリエンタリズムは奥が深いです
オリエンタリズムについて皆さんと意見の交換が出来ればと思っております。
オリエンタリズム(Orientalism)は元来、特に美術の世界において、西ヨーロッパにはない異文明の物事・風俗(それらは“東洋”としてひとまとめにされた)に対して抱かれた憧れや好奇心などの事を指した。その後、パレスチナ出身のアメリカの批評家、エドワード・サイードの著書『オリエンタリズム』Orientalism(1978年)において今日的な意味を確立した概念である。 決してサイードが提唱した概念ではない。サイードは、オリエンタリズムを批判する立場にいる。
サイードは歴史を通して西ヨーロッパが、自らの内部に認めたくない資質を「オリエント」(「東洋」)に押し付けてきたとし、「東洋」を不気味なもの、異質なものとして規定する西洋の姿勢をオリエンタリズムと呼び、批判した。また、サイードは単に西ヨーロッパとそれ以外の地域だけの対比ではなく、同様の権力構造・価値観を内包しているエスノセントリズムのような他文化や他国に対する思想・価値体系もオリエンタリズムとして同様に批判している。そのため、サイードの言うところの「オリエンタリズム」を理解する場合には注意が必要である。
「オリエント」(「東洋」、「東洋的」、「東洋性」)とは西ヨーロッパによって作られたイメージであり、文学、歴史学、人類学等、広範な文化活動の中に見られる。それはしばしば優越感や傲慢さ、偏見とも結びついているばかりではなく、サイードによれば欧米の帝国主義の基盤ともなったとされる。
オリエンタリズムの一種としては、「東洋」、あるいは自らよりも劣っていると認識される国や文化を、性的に搾取可能な女性として描く、といった傾向も指摘されている。具体例としては、イメージの一人歩きしているハレムや、ゲイシャ、そして、最近の作品では『ミス・サイゴン』や、ディズニー映画の『ポカホンタス』などにもオリエンタリスティックな視点が見られる。またイスラム過激派の中には非イスラム教徒の女性に対して同様の視線を向けることが多々有り、これはオキシデンタリズムと呼ばれる。【ウィキペディアWikipediaより引用】
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