2010年2月23日
フーリガンの歴史
一般的にはフーリガンと言う言葉はイングランドのフーリガンの代名詞となっているが、フーリガンが最初に発生したのはオランダ・ユトレヒトのスタジアム。全席が移動の容易な立見席だったため、サポーター同士の衝突が頻繁に発生した。1980年代にはドイツ、イングランドからヨーロッパ各地に広がり社会問題となった。もともとフーリガンと言う事は「街の不良」という意味で使われていた。これが「サッカーの試合で暴徒化する観客」として使われるようになったのは1970年代頃からだと言われている。
1985年5月29日に発生したヘイゼルの悲劇により、フーリガン=イングランドのイメージが定着したとされている。
現在では1982年に新たに建設されたユトレヒトスタジアムがFIFAのモデルとなり、イングランドにおいては会員制のチケット販売や立ち見席の廃止、監視カメラの導入等でドイツや英国のスタジアムでもフーリガンはほとんど見られなくなっている。とはいえ、外国人がスタジアムのゴール裏に行ってサッカー観戦することは、安全上好ましいことではない、と堂々と案内されるケース(特にイタリア)もあって注意が必要である。特に1990年代以降はイタリア、フランス、スペインと東ヨーロッパ諸国で深刻化している。
米国
米国ではアメリカンフットボールやバスケットボールの試合会場で時折発生する事がある。
特にNCAAのカレッジフットボールなどでその様な状況に陥りやすく、審判・監督・選手・他の観客への暴力行為、民家・店舗への放火や略奪行為、用具の破壊などを行っている。ただ、こういった一連の行為に対しては主催者側なども警備員の増員や監視カメラによる監視、用具の改良をするなどして対処している。
2003年11月23日~25日、ハワイ大学vsシンシナティ大学、ワシントン大学vsワシントン州立大学、クレムソン大学vsサウスカロライナ大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校vsフロリダ州立大学、カリフォルニア大学バークレー校vsスタンフォード大学の各試合会場でゴールポストを破壊するなどした暴動が発生。また、オハイオ州立大学vsミシガン大学では試合後に勝利を祝う学生達が深夜に路上にあふれて暴徒化、駐車中の自動車20台を破壊した。
なお、米国ではこの様な状況を単に"暴徒化"や"暴動"と呼んでおり、"フーリガン"などといったように明確な定義はしていない。
日本
日本国内では「フーリガン」という言葉自体はJリーグが開幕して以降から頻繁に使われる様になった。なお、日本国内では単に「熱狂的な観客が騒動を起こした状態」という広義で扱われている事が多い。
ちなみに、こういった観客によって起こされる一連の騒動は日本国内でも古くから発生しており、特にプロ野球で過去に発生した1950年代の平和台事件や1970年代の遺恨試合騒動などに代表される大規模な騒動は一般的にも広く知られている事例である。
なお、海外と比べると日本国内ではJリーグなどの積極的な取り組み(広報活動など)もあって、現在までに社会的な関心事を呼ぶ程の大規模な事案は発生してはいないものの、小規模な範囲内(小競り合いなど)での事案は毎年数件程度ではあるが発生しているとされている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
日本ではあまり見かけない光景かと思っていましたが、意外と多いのですね。
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